Backpack45-ハーネスを調整する
2021.01.25

バックパックを、身体にぴったりと合わせるために、ハーネスの調整はとても大切です。
Backpack45は、本体に対して「ショルダーハーネス」と「ウエストベルト」を取りつけて構成されます。
取りつける際、接続部分を変えることで、ショルダーハーネスは150㎜、ウエストベルトは100㎜(左右各50㎜)長さを調整することができます。

「ショルダーハーネス」と「ウエストベルト」は、特殊な面ファスナーを仲介して、バックパック本体に接続します。
ショルダーハーネスを調整する
トルソーの長さに合わせてショルダーハーネスを取りつける方法を解説します。
ショルダーハーネスをバックパック本体に取りつける
- ショルダーストラップ(左右2か所)
- ショルダースタビライザーストラップ(左右2か所)
- センターストラップ
それぞれをバックパック本体と連結させます。

バックパック本体に、面ファスナーパーツを介してショルダーハーネスを取りつけます。この際、トルソーの長さに合わせてショルダーハーネスの高さを調整します。
バックパック本体にある、底面と背面下部との境目から、ショルダーハーネス上端までの距離が、ユーザー自身のトルソーの長さに「5㎝」プラスした高さになるよう取りつけます。
例:トルソーサイズ49cmの場合は「54cm」
ショルダーハーネスの高さを確認する

正しい高さにショルダーハーネスがくると、バックパックの荷重を、肩だけではなく、肩甲骨上部あたりにも感じることができます。
この時のショルダーハーネスの高さは、図のような高さになっていることが目安です。

正しい高さの場合1
ショルダーハーネスの上端が、第七頚椎と同じ高さになります。

正しい高さの場合2
ショルダーハーネス分岐部が、肩甲骨の一番せり出した部分と重なります。

高すぎる場合
ショルダーハーネスの取りつけ位置が高すぎる場合、ショルダーハーネス上部が背中から浮きます。

低すぎる場合1
ショルダーハーネスの取りつけ位置が低すぎる場合、ショルダーハーネス上端が第七頚椎より大きく下に外れます。
この場合、バックパックの荷重が、肩甲骨上部あたりに荷重が乗らなくなります。

低すぎる場合2
ショルダーハーネス分岐部が、肩甲骨の一番せり出した部分より大きく下に外れます。
ウエストベルトを調整する
ウエストのサイズに合わせてウエストベルトを取りつける方法を解説します。
ウエストベルトをバックパック本体に取りつける
ウエストベルトとウエストスタビライザーベルトを、38㎜幅のウェビングテープを介して接続します。

バックパック本体に、面ファスナーパーツを介してウエストベルトを取りつけます。この際、ウエストのサイズに合わせて長さを調整します。
ウエストベルトの長さを確認する
ウエストベルトは、身体とのクッションを果たす役割があります。
身体にあたる部分にしっかりクッションが効いているか(特に骨盤が一番せり出した部分)を確認してください。

正しい長さの場合
身体にあたる部分に対して、しっかりとウエストベルトのクッションが効きます。

長すぎる場合
ウエストベルトが長すぎる場合、ウエストベルトをしっかりと締めることができなくなります。
この時、中央にあるプラスティックパーツのバックルと、ウエストベルトとの間に隙間がない状態になります。

短すぎる場合
ウエストベルトが短すぎる場合、ウエストベルトのクッションが機能しなくなります。
この時、ウエストスタビライザーベルトのプラスティックパーツのアジャスターが身体にあたるなどの状態になります。