Shoulder Harness

バンドリ

デザインのヒントは、山菜取りなどで荷物を背負う際に使われてきた古民具「バンドリ」からもらいました。
背中にあたる不快な荷物をクッションとしてやわらげ、何十キロにもなる荷重を効率的に身体に伝える役割を担ってきた「バンドリ」。
古くから実用第一で使われてきた道具としての答えが、そこにまとめられていました。


クビキ

肩甲骨上部の「クビキ」にもしっかりと荷重分散させるショルダーハーネス構造。
両肩のみではない、背中全体を使った荷重分散を図ることで肩への負担を最小限に抑えます。


センターストラップ

ショルダーハーネスのセンターから延びたストラップは、バックパック本体のセンターに取りつけられたストラップにつながります。このストラップを締めこむことで、身体から一番離れた位置にあるバックパックの荷重を、ショルダーハーネスに引き寄せることができます。


トルソーサイズ(背面長)調整

背負う人の背面長にぴったり合うことは腰荷重を実現する上で大切なポイントです。無段階に背面長が調整できるシステムで、バックパックを背負う人それぞれの体格(トルソーサイズ、背面長)にぴったりと合わせることができます。

※大型バックパックに対して特化した機構です。


フレームと連動

大型のバックパック本体に取りつけられたフレームの上端は、ショルダースタビライザーに連動します。
フレーム下端に接続したウエストスタビライザーとダイレクトにつながり、腰荷重を確実にすることができます。

※大型バックパックに対して特化した機構です。